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2008年 01月 16日
「子育て」と家の関わりは深い。 それを教えてくれたのが、有名なミキハウスから生まれた ミキハウス子育て総研㈱が出版している「子育てにやさしい住まい」という本です。社長の講演も聞いたことがあります。 その中で、司馬遼太郎がs48年に書いた文章が載っています。 「人間が生物としてはかない面があるのは、通常孤立して生きてゆけないことである。人間は人間との関係において生存を成立させている生物である以上、古来、自分以外の何者かを尊敬するという姿勢を保っていることによって社会を組み上げてきたように思える。 近頃、若い母親が嬰児を殺したり、妊娠中にノイローゼになって自殺すると言った事件が多い。その事例のほとんどが各家族においてあらわれているという。…こういう種類のノイローゼは原始社会以来、ごく最近までなかった。老人の体験や知識に対する尊敬心を失ったためにその助言や助力を得られず、頼むところのものは市販の育児書だけであり、その関係は先にふれたダイヤルを回せば天気予報がきけるということに似ている。 育児書の活字は、心の支えや、信頼すべき老人たちが教えてくれるたかのくくり方までは教えてはくれないのである。このことも、人間は人間に対する尊敬心を持つという原始以来の習性をうしなったための、大げさにいえば文明史的な不幸というほかはない。」 各家族で育った世代がもう既に子育てをしています。 共働きで、1歳からの保育所に預けての子育ても普通です。 現状の子育てにあった家作りや街づくりを考えつつ、 本来あるべき姿を見直し、環境を変えていかないと 生活は変われないと思います。 多くのお客様と接する中で気づかされた子育てからの視点。 もっと多くの家庭を覗きながら、熟考していきたいと思います。
by realte
| 2008-01-16 16:58
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